アプリに関する市場データと分析ツールを提供するApp Annieは、2020年の上半期において、全世界でのスマートフォンの総使用時間が1.6兆時間にのぼることをまとめた調査結果を発表しました。
2020上半期においては、新型コロナウイルスによる外出自粛や在宅勤務の浸透により、スマートフォンをはじめとするモバイルアプリの使用は大幅に増加しています。しかしこの傾向は新型コロナウイルスによる一過性のものではなく、今後もこの傾向が続くことが予想されてます。
現在、モバイルはあらゆるビジネスにおいて成功を収めるためのカギであり、ビジネスにおけるモバイルの優先順位は上がり続けています。また、モバイルアプリと私たちの生活の結びつきは強まり続けており、消費者のモバイルアプリに対する使用額やダウンロード数も増加傾向にあります。GoogleストアやApple App Storeからのアプリのダウンロード数は640億件に達し、2019年と比較して10%増加しています。特にZOOM Cloud MeetingやMicrosoft Teamsなどのビデオ会議用アプリは急激にシェアを拡大しました。
また、ユーザーがショッピングアプリを使用する時間が増加した影響を受け、eコマースが大きな成長を遂げており、2020年上半期で昨年比70%増加しました。

さらに米国でのiPhoneにおける広告ネットワークの在庫は大幅に増加していて、1-7月では前年比70%もの増加だったということです。特にインタースティシャル広告が205%の成長で牽引したということです。

詳しくはレポートを御覧ください。