株式会社日本農業新聞は、2024年10月1日に、スマートフォン専用ニュースアプリ「日本農業新聞ニュースアプリ」をリリースしました。このアプリは、同社の電子版をより便利に利用できるよう開発されたもので、見やすさと操作性の向上に重点が置かれています。
アプリは iOS版とAndroid版が用意され、それぞれApp StoreとGoogle Playからダウンロードが可能です。電子版の有料会員であれば、メールアドレス(ID)とパスワードでログインすると、追加料金なしですべての有料コンテンツを閲覧できる仕組みとなっています。
アプリの特徴として、最新記事をトップに大きく掲載するほか、「きょうの紙面」カテゴリで注目記事を一目で確認できる点が挙げられます。また、速報ニュースはプッシュ通知で配信されるため、重要な情報をリアルタイムで受け取ることが可能です。さらに、ブラウザ版の電子版と同様に、紙面ビューアーやnetアグリ市況にも直接アクセスできる機能が実装されています。

また、記事カテゴリの並び替えや絞り込みが可能で、個人の好みに合わせてカスタマイズできるのもアプリ独自の機能です。これらの機能により、ユーザーは自分にとって重要な情報を効率的に閲覧できるようになりました。
スマートフォンの普及が進み、新聞社においてもデジタル戦略は重要性を増してきました。前身となる「市況通報」の創刊から90年以上にわたって農業の専門情報を発信してきた日本農業新聞は、本アプリを通じて、ニュースや情報を読者にとってより使いやすい形で提供することに取り組みます。