イスラエル発音声テクノロジースタートアップ「audioburst(オーディオバースト)」の日本法人・オーディオバースト株式会社は、audioburstが日本で提供するオーディオコンテンツサプライヤー向けプロダクト「audioburstCreators(オーディオバースト・クリエーターズ)」を、株式会社エフエム東京(TOKYOFM)と株式会社ニッポン放送の2社と導入契約を締結しました。
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「audioburst」は、世界初となる音声コンテンツ大規模リポジトリ(分割・インデックス化された大量のデータベース)を開発する、2015年創業のイスラエル発の音声テクノロジースタートアップで、ディープラーニング技術をはじめとする最先端の人工知能と、自然言語処理技術や意図解釈技術等で様々な音声コンテンツを分析処理し、自動的にインデックス付けを行い、brust(バースト)と呼ばれる短尺の音声を大量に自動生成し、「探しやすく、見つけやすく、聴きやすい」新たな聴取体験の提供を目的としています。
ニッポン放送は今年4月に「audioburst Creators」を試験導入に際しSNSで実証試験を行い、平常時と比べ、Twitterでのインプレッションが149%アップ、エンゲージメントが536%アップ、エンゲージメント率 が154%アップという結果が得られたとしています。TOKYOFMも、放送だけでなくデジタル領域でもオーディオコンテンツを提供し、オーディオコンテンツ事業を戦略上の柱にしていることから、2社は「audioburstCreators」の導入を決めたとしています。
今後、オーディオバースト社は、audioburstが保有する機能を活用し、高付加価値音声をマーケティングツールとして活用してもらえるような事業展開も計画しており、付加価値の高いオーディオコンテンツを「作る人(製作者等)」「聴かせたい人(音源保有者/ファン)」「聴きたい人(聴取者)」「活用したい人(企業など)」の間で適正に音声を流通させ、価値を共有できるプラットフォームの提供を目指すとしています。