新聞や雑誌などの発行部数を認証している一般社団法人日本ABC協会が27日、加盟社が運営するウェブメディアの2020年7~9月期の最新指標を公開しました。
3ヶ月平均のデータによれば、自社PVが最も多かったのは文藝春秋社が運営する「文春オンライン」で3億2151万PV。外部PV(ヤフーやスマートニュースなどの配信先)も3億9870万PVとこちらも最大で、合計7.2億PVで、日本最大のウェブメディアと言えるでしょう。
自社PVでは「現代ビジネス」(講談社)が2億5732万PV、「東洋経済オンライン」(東洋経済新報社)が2億0308万PVとビジネス系メディアが続き、「週刊女性PRIME」(小学館)が1億7448万PV、「HAPPY PLUS」(集英社)が1億5992万PV、「NEWSポストセブン」(小学館)が1億2740万PVと週刊誌系のメディアが上位となっています。
外部PVは自社PVと比例する媒体が多いようですが、「Smart FLASH」(光文社)は自社PVでは2731万PVですが、外部PVでは1億1078万PV、「WEB女性自身」(光文社)は自社PVでは6561万PVですが、外部PVでは1億8521万PV、「AERA dot.」(朝日新聞出版)も自社PVでは7354万PVですが、外部PVでは1億6332万PVと、外部では1億を超えるという媒体もありました。
一部は会員数も開示されていて、「日経ビジネス電子版」が302万人の会員と75万人のメルマガ会員、「ダイヤモンド・オンライン」(ダイヤモンド社)が67万の会員、「東洋経済オンライン」が29万のメルマガ会員、「HAPPY PLUS」(集英社)が82万人の会員と38万人のメルマガ会員など興味深いデータもありました。
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