Apple Newsはニュース媒体にとって「甘い果実」か?──英調査会社が収益配分の実態を分析

・Apple Newsは大きな収益を生む一方、偏った配分とジレンマが存在する
・滞在時間に基づき収益が配分され、高評価の古参メディアが恩恵を受ける
・AI時代において、Apple Newsの役割は重要性が増し、依存も高まる可能性がある

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Apple Newsはニュース媒体にとって「甘い果実」か?──英調査会社が収益配分の実態を分析

アップルがiOS向けに提供する「Apple News」はスマートニュースのようなニュースアグリゲーションで、海外では存在感があるようです。

膨大なユーザーベースを持つことから、同プラットフォームにコンテンツを提供すれば、パブリッシャーはレベニューシェアの恩恵を受けられます。一方で、自社サイトへの直接訪問やファーストパーティデータの蓄積、独自のサブスクリプション事業との競合といった懸念も常につきまといます。

英国の購読ビジネス調査会社Enders Analysisが発表した新たなレポートは、この問いに対して興味深い分析を示しています。「A big apple, uneven bites(大きなリンゴ、不均等なかじり方)」と題された同レポートが明らかにしたのは、Apple Newsの収益が一部のパブリッシャーに集中する構造的な偏りと、それがもたらすジレンマでした。Nieman LabsA Media Operatorなどが報じています。

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《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

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デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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