英CMA、Google検索AI機能にパブリッシャー向け「オプトアウト」義務化を提案——コンテンツ利用めぐり初の行動規範

・CMAはGoogle検索のコンテンツ利用にオプトアウト権や透明性を求める規範案を公表した
・パブリッシャーにコンテンツAI利用の選択権を持たせ、ランキングやシグナルを規制
・業界は慎重な対応や公正な支払い条件を求めており、最終決定は2024年以降にされる予定

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英国の競争・市場庁(CMA)は1月28日、Google検索サービスに対する行動規範(conduct requirements)案を公表しました

これはAI Overviewsをはじめとする検索AI機能におけるパブリッシャーのコンテンツ利用について、オプトアウト権の付与と透明性の確保を求める内容です。2024年成立のデジタル市場・競争・消費者法(DMCCA)に基づく初の行動規範案であり、英国での検索クエリの90%超を占めるGoogleに規制当局がどこまで踏み込むのかが注目されます。

Googleは検索のクローラーとAIのクローラーを同一視し、Geminiを弾けば、検索も不利になるとパブリッシャーを脅してきました。そうした慣行にメスが入ろうとしています。

4つの柱と「オプトアウト」の中身

CMAの規範案は「パブリッシャーへのコントロール付与」「公正なランキング」「選択画面の導入」「データポータビリティ」の4領域にわたります。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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