現地時間6月9日、米ジョー・バイデン大統領は、TikTokとWeChatの禁止令を撤回する新たな大統領令に署名しました。
昨年8月にドナルド・トランプ前大統領が署名した大統領令では、中国のバイトダンス社が提供する動画共有アプリ TikTokと、テンセント社が運営するメンセンジャーアプリ WeChatが、アプリを通じて米国民のインターネット利用データの収集や、投稿内容の検閲を行っており、国家安全保障上の脅威となっていると指摘。これらのアプリの利用や運営企業との取引を禁止する方針を示していました。ただし、米国の連邦裁判所において一時差し止め命令が下され、禁止措置は見送られています。