おはようございます、Media Innovationの多賀です。五輪開催が迫っていますが、昨日は東京の感染者が約2か月ぶりに1000人を超えました。果たしてどうなるのか・・・。
「Media Innovation Newsletter Daily Edition」では毎朝、メディア関係者必読のニュースや、Media Innovationに掲載されたオススメ記事を紹介していきます。
目次
7月15日の注目記事チェック
まずはMI編集部員が見つけたメディア関係の注目記事をご紹介します。
フランスがグーグルに650億円の罰金、記事使用料交渉で命令に従わず (TechCrunch)
グーグルとニュースパブリッシャーの間の記事対価支払い交渉の話題にまた大きな進展がありました。今回仏競争当局がグーグルに課した罰金は、グーグルがフランスのメディア組織に対して支払うと約束した7600万ドル(約84億円)を大幅に上回っています。グーグルは欧州でかなり厳しい扱いを受けており、これまでのビジネスモデルからの大きな転換が迫られていると言えるでしょう。
Google、スマホ決済「pring」を買収–メタップスが正式発表 (CNET Japan)
グーグルが、日本のスマホ決済サービス「pring」を買収することを発表しました。pringは、個人間での気軽な送金を実現するためのサービスを提供しており、今回の買収によって、日本の金融サービス領域に参入すると報じられています。
ピンタレスト が減量広告を全面禁止、それは何を意味するか? :「目先の広告収入より、ユーザーを大切にする」 (DIGIDAY)
HBOとネットフリックスが首位争い、エミー賞ノミネート発表 (Bloomberg)
Instagramが全ユーザーへ「セキュリティの確認」を通知 数カ月以内に案内 (ITmedia)
読売新聞子会社でクレカ情報流出 すでに767万円の金銭的被害も確認 (ITmedia)
TikTokのライバル、最大60秒の動画を投稿できる「YouTube ショート」が日本を含む100か国以上で利用可能に (TechCrunch)
「17LIVE」を進化させるのは生物学の修士号を持つリーダー (Forbes Japan)
Twitter上の地方新聞社の動画コンテンツに広告を配信するインストリーム動画広告配信サービス「LoNTI」(前編) (生活者データ・ドリブン・マーケティング通信)
7月15日のMIオススメ記事
ここからはMIに掲載された記事を紹介します。
ロサンゼルス・タイムズはいかにバーチャルイベントを成功させたか・・・シンプルな構成とアクセスのし易さがカギ【会員限定】
パンデミックにより、イベントのオンライン化を余儀なくされたメディア企業が多くあります。その一つであるLAタイムスは、バーチャルイベントに最適化した体制を迅速に構築すると共に、ユーザーがバーチャルイベントに求めていることを研究・分析することで、10万人もの視聴者を集めるまでになったようです。
パーソナライズとプライバシーの共存・・・フェイスブックが取り組む4つの製品イノベーション【会員限定】
中小企業とのビジネスを重視するフェイスブックは、広告に関するデータトラッキングへの規制が世界的に強化されるなかでもなんとか「パーソナライズされた体験」を提供しようとしています。同社は、コンテキストターゲティングによる広告表示と、いま大手プラットフォーム各社が注力しているeコマース領域までを同社のサービスで完結させるエコシステムを構築しているといいます。
誤情報拡散の責任を問われ、メディアとしてはTikTokなどを追いかける展開のフェイスブックはかなり厳しい状況に追い込まれているように見えますが、再び覇権を握ることができるでしょうか。
オトバンク、AI音声合成サービス「カタリテ」を開始・・・PKSHA Technologyのアクセント推定技術を初めて実用化
イード、コンビニで多彩なコンテンツをプリントできる「エンタメプリント」を8月にリリース・・・第1弾は「劇場版マクロス」前売券付きブロマイド
TOKYO FM、データによる音声広告の効果検証基盤を構築…広告出稿による効果を可視化
スマートニュースがDoubleVerifyと連携・・・広告の品質と安全性の検証を強化
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本日はここまでです。今日も一日頑張っていきましょう!
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