米大手日刊紙「USAトゥデイ」などを保有するガネットが、2021年第3四半期(7-9月)の業績を発表しました。デジタルサブスクリプション戦略が奏功し、2四半期連続の黒字となっています。
同社の第3四半期の総売上高は前年同期比1.8%減の8億20万ドル(比較可能ベースで0.9%増)、純利益は1469万ドル、調整後EBITDAは1億207万ドル(前年同期比16%増)でした。
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ガネットの会長兼CEOであるマイケル・リード氏は今年1月、「5年以内に1,000万件のデジタル購読者を確保する」という目標を発表。7月には「USAトゥデイ」の有料サブスクリプションを、9月にはスポーツ専門の有料サブスクリプションをスタートさせました。第3四半期末時点で同社全体の購読者数は150万人以上となり、デジタルのみの発行収入は2570万ドル(26.6%増)となりました。2021年末までには、2020年から50%以上の成長となる購読者165万人に達すると予測しています。