リンクタイズ株式会社が運営するグローバルビジネス誌「Forbes JAPAN」が25日、「新しい日本」をつくる存在として日本のビジネスシーンをけん引する起業家を表彰する「日本の起業家ランキング 2023」を発表しました。
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1位はファストドクターの菊池亮氏、水野敬志氏
今回1位に選ばれたのは、夜間休日の救急往診やオンライン診療などの時間外救急プラットフォームを手がけるファストドクターの菊池 亮氏、水野敬志氏。2位は脱炭素社会に向けた再エネ発電事業を世界展開し、今年10月に700億円の資金調達を発表した自然電力の磯野謙氏、川戸健司氏、長谷川雅也氏。3位はチャンネル登録者数累計7,000万人のVTuber「ホロライブプロダクション」を運営するカバーの谷郷元昭氏でした。
「日本の起業家ランキング2023」とは
「日本の起業家ランキング2023」は、評価委員会が行われた2022年9月27日時点で未上場のスタートアップの起業家が審査対象。「グローバルで活躍できるか」「時価総額1,000億円を超えられるか」「成功への時間軸を重視した事業の実績・成長性」「経営者・経営チームの成熟度」「社会課題解決に取り組んでいるか」の5点を選定基準として起業家を選出しました。
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今年の特徴は事業性と社会性の両立
本企画を統括するForbes JAPAN編集担当の眞鍋武氏によると、今年の特徴は医療や脱炭素など、事業性と社会性を両立しながら地球規模で活躍する起業家たちが上位を占めたことだといいます。
同氏は「国内のスタートアップ・シーンでは資金調達バブルが終焉を迎え、市場が調整局面に入ったなかで日本政府がスタートアップ政策を推進するなど、大きなうねりが起きている」とし、「時代の転換期に経済社会の「明るい未来」を描き、その実現に挑む「スタートアップ日本代表」といえる起業家たちの躍動に注目していただければ幸いです」と述べています。
日本の起業家ランキングは、11月25日発売の「Forbes JAPAN」2023年1月号の誌面で特集。上位受賞者のインタビュー記事のほか200社を網羅した2023年版「日本のスタートアップ大図鑑」なども、あわせて掲載されます。
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