スポットコンサルサービスを提供する株式会社ビザスクが、買収した米Colemanののれんと関連資産144億円を全額減損計上しました。
この影響で2024年2月期は126億円の純損失(前期は7,500万円の純利益)を出し、自己資本比率が57.5%から3.2%に急低下。危険水域とも言えるほど、財務体質が脆弱化しました。
買収当時のビザスクの取扱高は30億円、Colemanは58億円。正に大が小を飲み込むM&Aとして注目を集めました。しかし、M&A市場の冷え込みなどの影響によってColemanの業績が停滞。全額減損という最悪の結果となりました。
ビザスクは再起できるのでしょうか?