【メディア企業徹底考察 #161】ログリー2期連続の営業赤字見通し、減収から抜け出せず

・ログリー株式会社が2期連続の営業赤字見通し
・セプテーニが好調なデジタルマーケティング事業
・ログリーはアドネットワークの売上が回復せず

企業 業績
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ネイティブ広告プラットフォームを運営するログリー株式会社が業績不振に苦心しています。

2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)は2割超の減収。200万円の営業赤字に転落しました。2025年3月期も1割近い減収、3,800万円の営業損失を予想しています。2期連続の営業赤字見通しとなりました。

主力のアドネットワークの売上高は回復せず、買収したメディア「転職アンテナ」など他のサービスも成長をけん引するに至っていません。ログリーは営業力で後れを取っているように見えます。

2021年8月に薬機法改正がターニングポイントに

ログリーが上場したのは2018年6月20日。公募価格1,860円に対して初値は2.5倍の4,635円をつけました。国内初のネイティブ広告プラットフォームで、高い成長性に期待が集まっていました。現在の株価は400円台後半。時価総額は18億円ほどとなっています。


《不破聡》

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