パーソルからのスピンオフベンチャーTalentXが新規上場、リファラル採用特化型サービスで広告費削減に成功【メディア企業徹底考察 #200】

・TalentXが2025年に新規上場予定
・リファラル採用に特化し高収益体質
・上場後の生産性向上が課題となる

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パーソルからのスピンオフベンチャーTalentXが新規上場、リファラル採用特化型サービスで広告費削減に成功【メディア企業徹底考察 #200】
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縁故採用(リファラルリクルーティング)に特化した採用プラットフォームを運営する株式会社TalentXが2025年2月10日に上場承認され、3月18日にグロース市場に新規上場します。

派遣事業や人材紹介などを手がけるパーソルホールディングス(旧インテリジェンス)からのMBOを経て上場へとたどり着いた会社。同じ道を歩んだ会社にサイバーエージェントがあります。パーソルからのスピンオフベンチャーで上場するのは2社目。TalentXは従来の採用メディアと異なり、従業員がリクルーターとなって採用活動を促進するリファラル採用サービスを展開しています。

採用活動に広告を使わない点が特徴ですが、利益率を高めきれないという弱点も抱えています。

解約率は驚異の0.2%

TalentXが提供する「Myシリーズ」サービスは3つ。リファラル採用を促進する「MyRefer」。一度、退職した出戻り社員(アルムナイ)をスカウトする「MyTalent」。採用メディアを独自に構築できる「MyBrand」です。その他、顧客ニーズに応えて採用戦略全般を支援するコンサルティングサービスなども手掛けています。


《不破聡》

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