ワニブックスは、月刊誌「WiNK UP」を2025年5月7日発売の6月号をもって休刊すると発表しました。1988年の創刊以来、37年にわたり「アイドル・ビジュアル・マガジン」として親しまれてきた同誌の歴史に幕を下ろすことになります。
「WiNK UP」は創刊以来、若手タレントや俳優たちの印象的なグラビアやロングインタビューなどを掲載し、ファンを中心に支持を集めてきました。特に男性アイドルの特集を多く組み、ファンにとって貴重な情報源となっていました。
編集部は残り2号となる5月号(4月7日発行)と最終号となる6月号(5月7日発行)まで、全力で誌面作りに取り組むとしています。愛読者にとっては寂しいニュースとなりましたが、最後まで「WiNK UP」らしい誌面づくりが期待されます。
ワニブックスは読者はじめ、制作に携わったスタッフ、関係者、書店、出演者に対して感謝の意を表明。休刊後の情報発信については言及されていませんが、デジタルメディアやSNSなど、新たな形での情報提供に期待が集まっています。
近年、多くの雑誌が休刊や廃刊に追い込まれており、「WiNK UP」もその波に飲み込まれた形となりました。「WiNK UP」の休刊により、変わりゆくメディア環境の中で芸能情報がどのように発信されていくのか、業界関係者の注目を集めそうです。