IBJがタメニーに異例の株主提案を行ったのはなぜなのか?【メディア企業徹底考察 #208】

・IBJがタメニーに株主提案を行ったのは業界再編の一環である
・主な目的はタメニーをIBJのネットワークに組み込むこと
・業績停滞を受け、成婚率向上と会員基盤の強化を提案

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IBJがタメニーに異例の株主提案を行ったのはなぜなのか?【メディア企業徹底考察 #208】
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結婚相談所の大手の株式会社IBJが、同業のタメニー株式会社に株主提案を行いました。

事業会社が事業会社に対して株主提案をするのは異例。IBJは自社の取締役である横川泰之氏などを社外取締役に選任するよう求めました。IBJは市場から株式の取得を進め、2025年4月22日の段階で15.09%を保有するタメニー大株主。代表取締役社長の佐藤茂氏の保有割合(12.31%)を上回って筆頭株主になりました。

結婚相談所は再編が進む業界の一つ。今回の株主提案も再編に向けた足掛かりを得ようとしたものと見ることができます。

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《不破聡》

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