TVerが支える月間5億再生の技術戦略とコスト最適化への取り組みとは?

・TVerは大規模な動画配信サービスでユーザー体験と安定運営を重視している
・インフラ最適化によりコスト削減し、次の投資やサービス向上につなげている
・技術戦略とビジネスの両立が、月間5億回再生を支える重要な要素となっている

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【7月16日(水)開催】デジタルメディアの収益化とテクノロジー投資を考える ~TVer CTO登壇セミナー開催~
株式会社TVer取締役CTO 宮島 大輔氏

Media Innovationでは、7月16日(水)にオンラインセミナー「メディア業界におけるテクノロジー投資とコストの両立」を開催します。本セミナーでは、民放キー局が共同で運営する動画配信サービス「TVer」の取締役CTO宮島大輔氏を講師に迎え、放送コンテンツのデジタル配信における技術戦略とコスト最適化について解説いただきます。

月間再生数4億9600万回、月間ユーザー数4120万MUBという驚異的な規模を誇るTVer。このプラットフォームを技術面で支える宮島氏に、事前インタビューとして大規模サービス運営の課題とその解決策について伺いました。

宮島氏が特に重視するのは、技術の流行よりもユーザーの視聴体験向上です。災害時の速報提供という社会的役割も担うTVerにとって、「常にアクセス可能であること」は単なる技術的要件を超えた責任でもあります。また、2024年度中に2,138社から広告出稿を受けるプラットフォームとして、広告主のブランドを正確にユーザーに届けるための安定稼働も不可欠です。規模拡大に伴うコスト増大に対しては、インフラ最適化によるコスト圧縮を次の投資原資に回すという好循環を生み出しています。

技術よりも視聴体験を重視した安定運営

──TVerという大規模サービスを安定的に運営するうえで、テクノロジー面で特に重視していることは何ですか?

TVerはいつでもどこでもお楽しみいただける、安心・安全なサービスとして運営しています。災害時の速報の提供も行なっているため、常にアクセス可能であることは情報をお届けする上で重要です。技術の流行ではなく、どうすればより快適に動画を視聴いただけているか、に重点を置いて取り組んでいます。

広告ビジネスを支えるインフラ最適化の重要性

──クラウド技術やインフラ最適化が、TVerの広告ビジネスやデータ活用にどうつながっていると感じますか?

2024年度中に2,138社からTVer広告の出稿をいただきました。安定的な運用をすることは、広告主のブランドを正しくユーザーにお伝えするためにも重要です。規模が大きくなるにつれてアクセスを安定的に捌く難易度は上がりコストも増大していますが、インフラを最適化しコストを圧縮することで、そのコストを次の投資に回し安定運用と視聴体験の向上につながるよう努めています。

多くのトラフィックを支えるTVerの取り組み

──今回のセッションでは、どんな課題感を持った方に特に聞いてほしいと考えていますか?

TVerは月間再生数4億9600万回、月間ユーザー数4120万MUBを達成し多くの方にご利用いただいています。多くのトラフィックを支えるためのTVerの取り組みをご紹介します。

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セミナーでは動画配信プラットフォームに限らず、メディアビジネスにおける技術戦略とビジネスの両立について、最前線からのインサイトが提供される予定です。月間5億回近い再生数を支える技術的な取り組みは、大規模なWebサービスを運営する企業にとって貴重な知見となるでしょう。ぜひご登録をお願いします。

《Manabu Tsuchimoto》
Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。