M&Aキャピタルパートナーズは2025年5月29日、静岡新聞社および静岡放送、西日本新聞社と業務提携契約を締結し、静岡県、福岡県における「地域共創プロジェクト」を始動したことを発表しました。全国新聞各社と協力する同プロジェクトにおいて、静岡新聞社・静岡放送が第9弾、西日本新聞社が第10弾の提携となります。
本提携により、各メディアの発信力・信用力とM&Aキャピタルパートナーズの豊富なM&Aアドバイザリー実績を掛け合わせ、地域経済をけん引する地元企業の経営者に、M&Aをはじめとした事業承継・事業成長の選択肢の認知を広める取り組みを実施していきます。
静岡県内企業の約57.3%が、後継者が「いない」と回答しており、全国平均の約54.0%を上回っています。特に製造業では後継者難が顕著で、今後5年から10年以内に事業承継のタイミングを迎える企業が急増すると見込まれています。
一方、福岡県内企業の後継者不在率も54.1%と約半数の企業で事業承継の見通しが立っていない状況です。事業承継が適切に行われなければ、企業は廃業に追い込まれ、従業員や取引先、そして長年培われてきた技術やノウハウが失われかねません。
M&Aキャピタルパートナーズと各社は、これまでセミナーなどの情報発信を通じて、経営者を対象とした事業承継・事業成長についての啓発活動を行ってきました。今回の業務提携により、各メディアとの連携をさらに強化します。
業務提携後初の企画として、2025年6月26日14時から15時に、静岡新聞社・静岡放送との業務提携を記念した経営者向け無料オンラインセミナーを開催します。また、6月26日14時から15時には、西日本新聞社との無料オンラインセミナーを行う予定です。
M&Aキャピタルパートナーズが静岡新聞社および静岡放送、西日本新聞社と連携することにより、地域経済の活性化と事業承継問題の解決に向けた取り組みが加速することが期待されます。