米国の有力出版グループ「コンデナスト」などを傘下に置く非上場メディア持株会社、アドバンス・パブリケーションズのオーナーであるドナルド・E・ニューハウス氏が5月26日、ニュージャージー州ランバートヴィルの自宅で死去しました。96歳でした。リンパ腫を患っていたということです(The Wrap)。
同社は「ヴォーグ」「ヴァニティ・フェア」「ニューヨーカー」を擁するコンデナストのほか、米各地の新聞、さらにレディットやチャーター・コミュニケーションズ、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーといった上場企業にも出資する持株会社です。一族支配の体制を保ったまま、紙からケーブル、デジタルへと事業の軸を移してきた経緯があります。
その舵取りを兄サミュエル氏とともに担ってきたのがニューハウス氏でした。一族が築いた資産規模と、近年相次いだ出資先の現金化の動きを追うと、出版社というよりも投資持株会社としての横顔が見えてきます。

