REVISIOは、ビデオリサーチと資本業務提携契約を6月20日付で締結したと発表しました。両社が保有する独自性の高いデータを組み合わせ、広告やコンテンツの価値を示すためのデータソリューション強化を目的としています。
提携にあたって、REVISIOはビデオリサーチを引受先とする第三者割当増資を実施。また、REVISIOのアドバイザーにビデオリサーチ取締役上席執行役員の尾関光司氏が就任しました。
REVISIOは人体認識センサーを用いて視聴者の自然な視聴態度を独自に計測し、視聴者の目線がどれだけテレビにくぎづけになっているかが1秒ごとにわかる「アテンション(注視)」データを提供してきました。2015年の創業以来、累計250社以上のクライアントに活用されています。
2022年以降はコネクテッドTVデータの取得を開始し、「コネクテッドTV白書」にてテレビスクリーンの視聴実態を解明。広告主とともにテレビ広告における課題解決を目指したワーキンググループを設立するなど、コネクテッドTVやクロスメディア計測分野をリードしています。現在は関東エリア2,000世帯・関西エリア600世帯の地上波全番組の視聴データおよびコネクテッドTVの注視データを提供可能です。
ビデオリサーチはテレビの視聴率を筆頭に、メディアデータやマーケティングデータなどを60年以上にわたり提供。豊富なデータ提供実績をもとに、複雑化する生活者のメディア接触を正しく捉え、企業と生活者の双方にとって動画ビジネスがより良いコミュニケーションにつながるよう、挑戦を継続しています。
今回の提携により、両社はそれぞれが持つデータを組み合わせた新規ソリューションの研究や開発を行い、生活者のテレビ視聴をより深く理解し、広告主やメディア企業に対してより効果的なデータソリューションを提供することを目指すとしています。