パーソルグループのミイダスは、社会人が知るべき時事ニュースを分かりやすく解説する新サービス「ニュース解説」の提供を6月18日より開始したと発表しました。取り扱いジャンルは「政治・経済」「ビジネス」「社会」となっています。
本サービスは、専門用語が飛び交う難しいニュースを、博識なキャラクター「猫師匠」と聞き手の対話形式で、「入門の入門」レベルまで噛み砕いて解説するコンテンツです。ミスマッチを減らしながら入社後の活躍をサポートする採用・転職サービス「ミイダス」に登録している個人ユーザーおよび「ミイダス」有料プランを契約している企業の従業員向け学習コンテンツとして提供されます。

コンテンツの配信頻度は、週3回(月曜日・水曜日・金曜日の午前に1記事ずつ)。今後、変更する可能性があります。個人ユーザーは「ミイダス」への登録により利用可能で、企業の従業員は所属企業が「ミイダス」有料プランを契約している場合に「ミイダスタレント」から利用できます。
同社は、多くのビジネスパーソンが時事問題への理解に課題や不安を感じている一方で、経営者やマネジメント層からは「社員には、自社の事業を取り巻く社会の動きに関心を持ち、最低限の知識を身につけてほしい」という声が多く聞かれることを背景に、新しい学びの形として本サービスを開発したと説明しています。
サービスの特長は、対話形式で圧倒的に分かりやすい「入門の入門」レベルの解説と、1記事あたり1200~2000字程度と通勤時間や休憩中に読めるボリュームとなっていることです。また、客観的で多角的な視点を提供し、賛成・反対のように意見が分かれるテーマについては双方の意見を併記し、抽象的な概念は具体例を交えて説明します。本質の理解を促し、「自分の言葉」で語れるようになることをゴールとしており、会議での意見交換や日々のコミュニケーションに活かせる実践的な学習が可能です。
新サービス「ニュース解説」は、新聞に馴染みがなく、ニュースへの苦手意識を持つ若年層にも抵抗なく受け入れられる可能性が高いサービスとなっています。媒体への接触習慣が変化するなか、メディア企業にとっても新たな情報提供のアプローチを示唆するサービスといえそうです。