英エコノミスト、デジタル転換で成長軌道を維持

・エコノミストグループはデジタル化で売上と利益を2%伸ばし、成長を維持している
・デジタル購読者増加と法人向け二桁成長が収益拡大に寄与している
・AI導入や組織再編により効率性と持続可能性を高め、安定した事業基盤を構築している

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英エコノミスト、デジタル転換で成長軌道を維持
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英国を拠点とするエコノミストグループは3月期決算で売上高3億6,848万ポンド(前年同期比2%増)、営業利益4,805万ポンド(同2%増)を計上し、デジタルファーストへの転換が奏功していることを示しました。

不透明な時代における独立系メディアの価値を改めて証明したエコノミストグループの業績は、メディア企業の持続的成長戦略を考える上で多くの示唆を含んでいます。

ラーラ・ボロ最高経営責任者(CEO)は「確実に見えるのは不確実性だけという状況で、我々はこれまで以上に必要とされています」と述べ、混乱した時代における独立系メディアの役割を強調しています。

デジタル購読者の着実な拡大


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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