
- デジタルメディア
日経新聞社の中間決算、電子版好調も経費増で営業利益20%減
・日本経済新聞社の2025年12月期中間決算で売上高は1874億75百万円(前年同期比1.9%増)となった
・電子版が好調に推移し、イベント収入も増加したが、営業利益は65億6百万円(前年同期比20.0%減)となった
・売上増に伴う原価増加と販管費増加により、営業利益・経常利益・中間純利益すべてが減益となった

- 企業戦略
メディアとSaaSが融合したジフデービス、各分野で独自の広告外ビジネスを展開し成長維持
・ジフデービスは広告外の多様な収益源を確立し成長を維持している
・カテゴリー別やAI活用など戦略により、データ保護と効率化を推進している
・長期成長と収益多様化を目指し、戦略的投資とアライアンスを進めている

- 業績
The Trade Deskの第2四半期は前年を大きく上回るもAmazonとの競合懸念
・The Trade Deskは2025年第2四半期に19%増の売上と利益を上げ好調を維持している
・AIやCTVなどの技術導入により、広告効果や収益性の向上を実現している
・Amazonとの競争や関税政策の懸念で株価は下落が続いている

- デジタルメディア
ブルームバーグメディアCEO、有料購読者66万人突破と好調な業績を報告
・2025年上半期の総収益が前年比7%増、有料購読者は66万人を突破
・広告収入が6%増加、特にオーディオ広告は15%増、ポッドキャストは40%の大幅成長
・動画視聴者数は月間6000万人超で前年比16%増、視聴時間は34%増加

- 企業戦略
モバイル広告の米AppLovin、広告事業への回帰で好調維持
・AppLovinは広告事業に集中し、2025年第2四半期は大きく成長した
・Apps事業の売却で収益性を高め、AI広告技術「AXON」が好調を支える
・今後も広告市場でのシェア拡大と外部規制への対応が成長の鍵となる

- 業績
オリコン、第1四半期は増収増益・・・メディアも顧客満足度調査も好調
・オリコンは第1四半期に売上と営業利益が大幅に増加した
・顧客満足度調査と通信事業が業績を牽引し好調を維持
・純利益は特殊要因で減少も通期予想は据え置き順調に推移

- 業績
BuzzFeed、収益多角化戦略が奏功し2025年Q2で13%増収、AI新プラットフォームも始動
・BuzzFeedの2025年第2四半期売上高は前年比13%増の4640万ドルを達成
・プログラマティック広告とアフィリエイトコマースが5四半期連続で成長を継続
・外部プラットフォーム依存度を下げ、自社サイトへの直接訪問が全体の61%に到達

- 企業戦略
INCLUSIVE、地域創生事業へシフトも第1四半期は売上減少
・2026年3月期より報告セグメントを地域創生を軸に変更し、宇宙関連事業の拡大を図る
・第1四半期はメディア関連案件の不調や子会社売却により売上高が前年同期比で約10.2%減少
・ブランドコンサルティングの大型案件は堅調も原材料費高騰でコスト増加、営業損失は計画を上回る

- デジタルメディア
ニューヨーク・タイムズ、2025年第2四半期決算はサブスクだけでなく広告も好調
・ニューヨーク・タイムズはサブスクと広告収益が好調で成長中
・購読者増とデジタル広告やビデオ戦略で収益性を改善している
・2025年後半も成長予測を維持し、次期目標は購読者1500万人

- デジタルメディア
ニュース・コーポレーション、2025年度決算で増収増益を達成 WSJの購読も伸びる
・ニュース・コーポレーションは2025年に増収増益を達成し、デジタル事業が牽引した
・ダウ・ジョーンズや不動産情報サイトも過去最高の売上を記録し成長が加速した
・AIの著作権侵害や知的財産権保護が重要な課題として浮上し、法的議論が進む可能性

- デジタルメディア
メタ、第2四半期は堅調な業績を維持・・・AIへの投資を継続
・メタは堅調な業績を維持しつつ、AIへの大規模投資を継続している
・AI研究体制の組織再編とインフラ拡大により、競争力強化を図っている
・AIと既存事業の融合で収益拡大と長期的な成長を目指している

- デジタルメディア
英エコノミスト、デジタル転換で成長軌道を維持
・エコノミストグループはデジタル化で売上と利益を2%伸ばし、成長を維持している
・デジタル購読者増加と法人向け二桁成長が収益拡大に寄与している
・AI導入や組織再編により効率性と持続可能性を高め、安定した事業基盤を構築している

- デジタルメディア
ふるさと納税事業「ふるなび」が好調、アイモバイルの第3四半期売上高が前期比14.2%増
・アイモバイルの第3四半期累計期間の売上高は前期比14.2%増、営業利益は前期比6.5%増と過去最高を達成
・ふるさと納税ポータルサイト「ふるなび」の寄付単価上昇と施策が奏功し、コンシューマ事業が売上高の86%を占める
・新規顧客獲得が想定を下回り計画比では未達も、既存顧客向けリテンション施策が奏功しMAUは下げ止まり

- 業績
英フューチャー、上期は前期比微減・・・質の高いユーザーリーチと収益多様化を推進
英国で専門メディアを展開するFuture plcは2025年3月31日に終了した半期の決算を発表しました。同社は多くのバーティカルメディアを展開していることが知られており、今回の決算ではマクロ経済環境の影響を受けながらも、戦略的な取り組みにより一定の成果を示しています。

- デジタルメディア
ナスダック上場したTNLメディアジーン、2024年度の業績は売上伸長も赤字継続・・・成長戦略は人材とM&A
・TNLメディアジーンは2024年度に売上35.3%増も赤字が続く状況
・成長戦略は人材確保とM&Aに重点を置いており、労働力削減も計画
・ナスダックからの最低株価警告を受け、上場維持に向け努力中

- デジタルメディア
「Truth Social」を運営するトランプ・メディア、売上微増も依然として赤字
・TMTGは、第1四半期の売上が前年同期比で7%増加も赤字が続く
・新たな金融サービスや広告収益化を進め、事業拡大を計画中
・株主の承認を得て本社をフロリダ州に移転予定で、M&Aも検討中