オルツ不正問題、監査法人・VC・証券会社・東証を欺く巧妙な手口とは?【メディア企業徹底考察 #277】

・オルツの不正は循環取引を利用し、架空売上を膨らませていたことが判明する
・監査法人や投資家は実態確認を怠り、不正を見抜けなかった問題が浮き彫りに
・実態を偽る手口やアクティブアカウントの虚偽記載により、上場後に不正が明らかとなる

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オルツ不正問題、監査法人・VC・証券会社・東証を欺く巧妙な手口とは?【メディア企業徹底考察 #277】
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2024年10月に上場した株式会社オルツがわずか10カ月あまりで上場廃止、民事再生法の適用申請という異例の展開を迎えました。

創業者の米倉千貴氏は社長を辞任。CFOの日置友輔氏が社長に就任するものの、9月3日の臨時株主総会で取締役を辞任する意向を示しています。オルツは再生スポンサーを探していますが、財務責任者の日置氏が辞任することで、再建の道はいっそう厳しいものになりそうです。

一連の不正は米倉氏や日置氏など経営幹部が積極的に関与していたことが明らかになっています。監査法人やベンチャーキャピタル、証券会社を欺いた手口はどのようなものだったのでしょうか。

ジャフコやSBIインベストメントなど名だたるベンチャーキャピタルが出資


《不破聡》

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