テックメディアを飲み込む「検索消滅」の波【Media Innovation Weekly】3/9号

・2024年以降、主要テックメディアの検索経由のアクセス数が大幅に減少している
・GoogleのAI回答拡大やRedditなど新たな情報収集手段の台頭が影響している
・メディアは情報の深さや独自性を活かし、収益モデルの再構築が求められている

特集 ニュースレター
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テックメディアを飲み込む「検索消滅」の波【Media Innovation Weekly】3/9号
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おはようございます。Media Innovationの土本です。今週の「Media Innovation Newsletter」をお届けします。

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今週のテーマ解説 テックメディアを飲み込む「検索消滅」の波

2024年以降、英語圏の大手テックメディアが軒並み深刻なトラフィック減少に見舞われているということです。SEOエージェンシーの「Growtika」が2026年2月に公開したリサーチによれば、主要10媒体のGoogle経由の月間訪問数は、各媒体のピーク時と比べて合計6,500万件減少し、58%の下落を記録したとされています。

その規模はメディア業界にとって無視できない水準です。ピーク時に合計1億1,200万件あった月間オーガニック訪問数は、2026年1月には4,700万件にまで縮んでいるということです。どの媒体も下落しており、減少幅が最も小さかった「Mashable」でさえ30%のマイナスとなっています。

97%減という壊滅的な数字

媒体別に見ると、打撃の深さには大きな差があります。最も深刻なのが「Digital Trends」で、2024年3月のピーク時に850万件あった月間訪問数が2026年1月には26万件にまで落ち込んだということです。下落率97%という数字はほぼ消滅に近いと言えます。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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