東日印刷は、朝雲新聞社が発行する防衛省・自衛隊専門紙「朝雲新聞」のデジタル版「朝雲デジタル」をフルリニューアルし、2025年4月1日に公開しました。
朝雲新聞は1952年に警察予備隊共済組合の機関紙として創刊され、自衛隊員にとって重要な情報源として長年機能してきました。一方で、離島勤務や海外派遣、長期間の航行など、紙の新聞では情報を届けられない状況が課題となっていました。
従来のデジタル版はサイトシステムが古く、対応可能な人員が限定されていたため、労務負担が大きくタイムリーな情報発信ができていませんでした。こうした課題を解決するため、デジタル版の抜本的なリニューアルが決定されたとのことです。
TONICHIはこれまでも朝雲新聞の紙面制作および印刷を担当してきましたが、一昨年立ち上げたデジタル部門が今回のリニューアルを請け負うことで、紙からデジタルまでの一貫対応が可能になりました。昨年夏より「TONICHI MediaGate構想」を掲げてデジタル部門を強化しており、Wix Studioの研修導入やデジタル担当スタッフの増員を進めています。WordPressに加えWix Studioでの制作にも対応可能になりました。
制作にあたっては、毎日新聞のデジタル版運用見学会を事前に実施し、大型メディアサイト運用の知見を蓄積しています。新聞印刷用データから原稿テキストを抽出してデジタル版に提供する仕組みを構築し、初稿から校了までの変更差分を気にせずページ作成ができる体制を整えました。
新サイト公開後、デジタル版の更新は担当者数名で実施可能になり、CMSの導入により作業難度が低下しています。対応可能な人員が増え、労務負担と速報性の課題が解決されたとのことです。TONICHIが紙面制作・印刷・デジタル化を一貫して対応できる強みを活かし、メディア企業の課題解決を引き続きサポートしていく方針だということです。

