日本経済新聞社は、2026年1月1日付で創設した「日経リスク&コンプライアンス研究所」のウェブサイトにおいて、2026年7月から専門レポートの配信を開始すると発表しました。
同研究所は、ガバナンス・リスク・コンプライアンス(GRC)分野を対象とする調査・分析機関です。国内外の規制動向やリスクトレンド、先進的なリスク管理手法についての知見を蓄積・発信していくとしています。
背景には、地政学リスクの高まりや規制の複雑化、サプライチェーンの不安定化など、企業を取り巻く不確実性の増大があります。こうした環境下で、変化の兆しを捉え先を見据えて備える「予見的なリスクマネジメント」の重要性が高まっているとの認識を示しています。
研究所は専門性とメディアとしての独立性を基盤に、規制・地政学リスク・企業リスク管理の構造変化を読み解き、経営判断に資する視点を提供する方針です。当面の重点テーマとして、トレードコンプライアンス、経済安全保障リスク、リスクマネジメント体制などを掲げています。
所長を務める紙本雄輔氏は「国際情勢や経営環境の不確実性が深まるなか、客観的なデータ分析と専門的知見に基づく調査・分析を通じて、新たな視点を広く社会に還元し、リスクマネジメントの発展と持続可能な企業成長に貢献していきます」とコメントしています。
専門レポートやコラムは、同研究所のウェブサイトで順次公開される予定です。

