AIへの「集団交渉」へ動く英メディア連合、SPURについて知る【Media Innovation Weekly】6/15号

・英メディア連合SPURがAI企業との取引で共通の技術標準やライセンス枠組みを進めており、6月に約30の新規メンバーを迎えて大型拡大した

・B2B専門メディアが初参加し、単独では交渉力を持たない小規模事業者が大手と組むことで、AI企業への発言力を強化しようとしている

・大手出版社も契約済みながら参加するのはジャーナリズムの将来のため、市場全体の価値基準を「実際の利用回数」に設定する狙いがある

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AIへの「集団交渉」へ動く英メディア連合、SPURについて知る【Media Innovation Weekly】6/15号
AIへの「集団交渉」へ動く英メディア連合、SPURについて知る【Media Innovation Weekly】6/15号

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今週のテーマ解説 AIへの「集団交渉」へ動く英メディア連合、SPURについて知る

AI企業によるコンテンツの無断利用に対し、出版社が個別ではなく束になって向き合おうとする動きが広がっています。英国の主要メディアが2026年2月に立ち上げた連合体「SPUR」は、フィナンシャル・タイムズのCEOから「ニュース業界のNATO」と呼ばれ、AIとの取引で守るべき技術標準やライセンス枠組みの共通化を進めているとされます。

その連合が、6月初めに約30の新規メンバーを迎える大型拡大に踏み切ったということです。カナダやフィンランド、オーストリアなどの出版社に加え、専門メディアの領域から初めて参加が出てきた点が、今回の特徴と見られます。

なぜいま「数の力」なのか。個別交渉で先行する大手がそれでも連合に加わる理由は何か。慎重姿勢を崩さない有力紙の言い分も含め、続きで詳しく見ていきます。


《Manabu Tsuchimoto》
Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。