総合電子書籍ストア「ブックライブ」を運営する株式会社BookLiveは、累計配信冊数が200万冊を突破したと発表しました。突破時点は2026年9月18日です。同社は2011年のサービス開始以来、前身事業を含めた電子コミック配信事業が2025年12月に22周年を迎えており、これを記念して保有する作品データと購買データをもとにマンガと読書の変化を分析しました。

分析によると、マンガタイトルの平均文字数は2011年の9.14文字から2026年には18.45文字へと約2倍に増加しました。中央値も8文字から16文字へ伸びており、一部の長いタイトルによる押し上げではなく、市場全体で長文化が進んでいることが分かりました。男女別では2011年時点でほぼ同水準だった男女マンガのタイトルの長さが、2026年には男性マンガ17.11文字に対し女性マンガ19.46文字となり、女性向け作品でより顕著な長文化が見られました。同社はタイパ・コスパを重視する読者の増加や、Web小説の書籍化・コミカライズの広がり、書店から電子書店への購入行動の変化などを背景として挙げています。

購買データからは、読書の多様化も明らかになりました。直近1年間の売上のうち、上位100作品が占めるシェアは15.3%にとどまり、売上の約85%はランキング圏外の作品によるものでした。TOP100作品を1冊も購入していない読者は42.9%に上り、TOP100作品のみを購入した読者の25.9%を上回りました。累計200万冊のうち直近1年で1冊以上購入されたのは91万7979冊で、全体の45.9%を占めています。


購入行動の面では、1回あたりの平均購入冊数が2011年の1.19冊から2026年には2.82冊へと2.4倍に拡大し、1決済あたりの平均購入金額も567円から1327円に増加しました。20代から50代まで幅広い世代で購入冊数の増加が確認されており、電子書籍ならではの利便性やまとめ買いクーポン、特集フェアなどの施策が影響したとみられます。同社は200万冊突破を記念し、9月25日から29日まで抽選で2000名にポイントを贈るキャンペーンを実施します。








