株式会社リクルートは、投資子会社である合同会社RSPファンド6号を通じ、ポイントサービスプラットフォームを提供するLoyyal Corporation（ロイアルコーポレーション、米国サンフランシスコ）へ出資しました。
「Loyyal（ロイアル）」は、ブロックチェーンを活用した独自のポイント台帳機能とスマートコントラクト技術により、それぞれ独立しているポイントサービスのシステムを接続してポイントの相互交換を可能にします。ポイントサービスの導入に必要な機能が整備されたAPI（アプリケーション・プログラミング・インターフェース）を提供しているため、ポイントサービスの新規構築も短期間・低コストで手軽にできます。
大企業だけでなく中小企業においてもポイントサービスは、顧客エンゲージメント獲得の観点で重要度が増していますが、現状のポイントサービスではシステム導入コストが高く、他のポイントシステムとの連携が困難という課題があります。Loyyalは、ブロックチェーンを活用したプラットフォーム「Loyyal」の提供を通じて、導入期間の短縮化や初期導入コストの最小化、ポイントシステム連携の容易化を実現するといいます。
リクルートは今回の出資を通じて、同社製品の性能アップに貢献し、同サービスの利用拡大をサポートします。同社は今回の資金調達により、商品開発や営業活動を加速していく予定です。
【Loyyal Corporation 概要】
・商号 Loyyal Corporation
・代表者 Gregory Simon
・所在地 44 Tehama St, San Francisco, CA 94105
・設立 2014年2月
・主な事業内容 ブロックチェーンを活用したポイントサービスプラットフォームの開発・販売
・Webサイト https://loyyal.com/
【合同会社RSPファンド6号 概要】
・商号 合同会社RSPファンド6号
・代表者 岡本彰彦
・所在地 東京都中央区銀座8-4-17
・設立 2014年11月12日
・主な事業内容 投資育成事業・ベンチャーキャピタル事業
