コンデナスト、日本オリジナルSNSオンリーメディア「RUMOR ME」を公開、次世代クリエイティブインフルエンサー育成プロジェクトも始動

コンデナスト・ジャパンは、1995年以降に生まれたZ世代をターゲットに、SNSオンリーメディア「RUMOR ME(ルーモア・ミー)」を1月31日に公開しました。さらに、「RUMOR ME」、「Condé Nast Social Talent Agency」、「Social Media Academy」からなるクリエイティブイ…

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コンデナスト、日本オリジナルSNSオンリーメディア「RUMOR ME」を公開、次世代クリエイティブインフルエンサー育成プロジェクトも始動

コンデナスト・ジャパンは、1995年以降に生まれたZ世代をターゲットに、SNSオンリーメディア「RUMOR ME(ルーモア・ミー)」を1月31日に公開しました。さらに、「RUMOR ME」、「Condé Nast Social Talent Agency」、「Social Media Academy」からなるクリエイティブインフルエンサー育成プロジェクトをスタートします。

近年、SNSを中心とした情報収集が中心になり、多くの企業にとってインフルエンサーによる情報発信はマーケティング戦略における主軸の一つに成長している中、『VOGUE』や『GQ』などのメディア運営を通じたクリエイティブプロセスのノウハウや、インターネットメディアにおける開発リソースなどを基盤とし、SNSやデジタルに関する知見を培ってきたといいます。

「フォロワー数やエンゲージメント率といった指標に限らず、ブランドの世界観を適切に再現するクリエイティビティ、ブランドとユーザーとの親和性が重要である」という考えのもと、クライアントのブランディング・コミュニケーション分野において新たなソリューションを提案するクリエイティブインフルエンサーマーケティング(CIM)の一環で、「Don’t rumor, Be rumored.(世界中に噂されよ)」をコンセプトに、Z世代の感性に磨きをかけ、SNS時代をリードする新しいクリエイティブインフルエンサーが活躍する場を提供するメディア「RUMOR ME」を公開しました。

合わせて立ち上げたクリエイティブインフルエンサー発掘プログラム「RUMOR ME Audition」は、全58名のオーディション参加者に対し、メディアリテラシー、フォトグラフィ、タレント性などを磨く全10回のトレーニングを一年を通して実施し、「コンデナスト認定クリエイティブインフルエンサー」を創出していきます。このトレーニングプログラムは、Z世代へのソーシャルメディアを通したPR企画に豊富な実績を持つと言われるgeeks代表取締役社長で青山学院大学総合文化政策学部Creative Lab協力教員の山本哲氏と共同開発しました。将来的には一般のユーザーに対しても受講の機会を提供する「Social Media Academy」の開講も予定しています。

このプロジェクトは、発掘、育成、クリエイティブやキャリアサポート、これらの活動から得た知見の一般のユーザー向け講座展開など、インフルエンサー事業を軸とした様々な展開を予定しています。

「RUMOR ME」は今後、クリエイティブインフルエンサーの育成プログラムを内包した「RUMOR ME Audition」の運営等も通じて、日本にとどまらず世界で注目されるクリエイティブインフルエンサーの創出とオーディエンスの拡大を目指すといいます。「マルチメディアカンパニー」として従来の接触点のみではなく、「RUMOR ME」を起点にさまざまな手法を用いてZ世代に高い影響を与え、オーディエンスと一緒にメディアを創出していくといいます。

「RUMOR ME」公開を記念し、「RUMOR ME Audition」特別審査員の動画クリエイターkemioが登場するステートメントムービーを制作。「Don’t rumor, Be rumored.」をコンセプトに、雑踏の中自分の感性に引っかかるものをみつけ「シェア」し、注目を集めることによる賛否の声に悩む葛藤も乗り越え、ありのままの自身を発信していくkemioの姿を、ネオンに彩られた東京の街とともに描いたといいます。これから「RUMOR ME」が創出していく次世代のクリエイティブインフルエンサーも、様々な葛藤を経ても前に進んで欲しい、彼らへの応援の想いを込めた作品となっているといいます。

コンデナスト・ジャパンの北田淳社長

コンデナスト・ジャパンの北田淳社長は「『RUMOR ME』をローンチできることを大変嬉しく思います。近年、インフルエンサーの影響力は目を見張るものがあり、ソーシャルメディア上で独自の目線で投稿し大きなフォロワー数を保持し我々を楽しませてくれていて、影響力は今後も続くでしょう。そのなかで、「数」だけではなく「質=クリエイティビティ」に特化したインフルエンサーを支援し共に成長していくことを目的としたプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは『インフルエンサーマーケティングビジネス』への強いコミットメントを示すものです」とコメントしています。

geeks代表取締役社長・青山学院大学総合文化政策学部Creative Lab協力教員の山本哲氏

geeks代表取締役社長で青山学院大学総合文化政策学部Creative Lab協力教員の山本哲氏は「コンデナスト社とは『VOGUE FASHION’S NIGHT OUT 2014』から青山学院大学の学生と共同研究を行ってきました。当日の模様を学生が撮影し、リアルタイムでサイトやSNSにUPするというSNSプロモーションの取り組みです。学生は大学を飛び出し街で学び、ハイブランドに圧倒されながら日常では体験出来ない刺激を受けるライブ感をSNSに上げ共有し、交感しあうダイナミズムをもっと拡げる環境を作りたいと思っていました。1人1人が自分の世界を伝えられるネットメディアにこそ、表現の質や正確性、オリジナリティが求められています。『RUMOR ME』ではワンクリックの先に世界と繋がる未来をコンデナスト社と一緒に作れたら」とコメントします。

◆「RUMOR ME Audition」特別審査員(50音順/敬称略)

モデル 大屋 夏南
カリスマ動画クリエイター kemio
E-girlsリーダー・Flowerパフォーマー 佐藤 晴美
モデル・フォトグラファー 中田 みのり
モデル・アーティスト 西内 まりや

【「Condé Nast Social Talent Agency」概要】

日本を含むCondé Nast Internationalグループがクリエイティブインフルエンサーと取り組むB2B向け新規ソーシャルビジネス開発事業です。「RUMOR ME」が発掘し成長したクリエイティブインフルエンサーのクリエイティブやキャリア展開のサポート、既存のセレブリティやパワーインフルエンサーを含めたB2B顧客へのソリューション企画・運用を展開します。クリエイティブインフルエンサーによるコンテンツ発信はもちろん、クライアントとのキャンペーンでのクリエイティブ展開、アンバサダーマッチングなど、多角的な事業を展開するといいます。

【「Social Media Academy」概要

「RUMOR ME Audition」によるインフルエンサー育成のノウハウをベースに、インフルエンサーとして活躍していくために必要な知見やスキルを体系化し、広く提供する事業モデル。企業だけではなく一般の方にも講座展開等によって幅広くノウハウを提供し、ソーシャルネットワーク時代のクリエイティブコンテンツのクオリティー向上に貢献していくといいます。


《Nakashima Takeharu》
Nakashima Takeharu

Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。