ブロックチェーンを活用した翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」のパイロット版を公開

株式会社イード、Tokyo Otaku Mode Inc.(米国デラウェア州)、株式会社 bitFlyer Blockchain、一般社団法人オタクコイン協会は、共同で実証実験中のブロックチェーンを活用した翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」のパイロット版を公開しました。 「Tokyo Hon…

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ブロックチェーンを活用した翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」のパイロット版を公開

株式会社イード、Tokyo Otaku Mode Inc.(米国デラウェア州)、株式会社 bitFlyer Blockchain、一般社団法人オタクコイン協会は、共同で実証実験中のブロックチェーンを活用した翻訳プラットフォーム「Tokyo Honyaku Quest」のパイロット版を公開しました。

「Tokyo Honyaku Quest」のパイロット版は、1,200名を超える応募者の中から選抜された翻訳者が、国内最大手のアニメニュースサイト「アニメ!アニメ!」のニュース記事の翻訳や校正を行い、翻訳が完了した記事は、同時に公開された「アニメ!アニメ!」の英語版「Anime Anime Global」にて配信されます。翻訳された記事は正式版として、翻訳者のIDや翻訳・校正の履歴と共にブロックチェーン上に記録されます。

実証実験での検証内容

  • ファンコミュニティ内で消費されるトークンを報酬として依頼される翻訳において、翻訳の質やスピードの担保ができるかどうか
  • ブロックチェーンの活用がファンのコミュニティ強化・拡大に寄与するかどうか
  • 本取組が著作者やコンテンツオーナーへの適切な収益還元に繋げられるかどうか

本実証実験は、経済産業省が推し進めるコンテンツグローバル需要創出等促進事業費補助金(J-LOD)における「ブロックチェーン技術を活用したコンテンツの流通に関するシステムの開発・実証支援」の対象になっており、以上の実証実験の効果を測定した上で、年内を目途に報告書をまとめ提出する予定としています。

パイロット版サイトを用いた実証実験の概要

  • 期間:2019年8月29日~11月末
  • 1日あたりの翻訳依頼数(記事数):20~40件
  • 1翻訳あたりの文字数(日本語):400~600文字
  • 選抜された参加翻訳者:20名 ※期間中に順次増やしていく予定
  • Anime Anime Globalへの掲載:翻訳採用後即時

※Media Innovationはイードが運営しています。

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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