早いものでもう年の瀬。皆様にとって2019年はどのような一年だったでしょうか? 2019年1月にオープンしたMedia Innovationも最初の一年を終えようとしています。これまで10回の特集企画、13回のイベントを開催し、多くのメディア業界のキーパーソンを取材してきました。12月特集は「メディア業界2020年の展望」という事でこれまで登場いただいた皆様にメッセージをいただきました。

SAKETIMESは株式会社Clearが運営する日本最大の日本酒メディア。同社はメディアを運営するだけでなく、全国の優れた酒蔵と提携して、プロデュースする日本酒ブランド「SAKE 100」を立ち上げて好評を博しています。7月のD2C特集では同社の生駒CEOにお話を聞きました。

メディアも好評で今年で5年目を迎えたとのこと。2019年を振り返り、そして2020年の展望について「SAKETIMES」の小池潤 編集長にコメントをいただきました。

2019年はメディア業界、またご担当のメディアにとってどのような年だったでしょうか?

2019年はいくつものWEBメディアが終了を余儀なくされてしまった1年でした。景気後退への懸念が高まるなかで、当然の流れなのかもしれません。そんななか、SAKETIMESはリリースから5周年を迎えることができました。さまざまなWEBメディアが立ち上がっては消えていくなかで、こうしてひとつの節目を迎えられたことは心から喜ばしいことです。SAKETIMESを応援してくださる読者の存在が私たちの活動を支えてくれていることを強く噛みしめた1年でした。

これからのメディアに求められること、直面する課題はどういったことでしょうか?

WEBメディアが存続していくためには「コンテンツと真摯に向き合い続けること」が必要不可欠です。先日、尊敬する酒造メーカーの社長に話を伺った時、「人々に感動を与え続けられる存在こそが本物だ」という金言をいただきました。目先の数字や小手先のテクニックにとらわれることなく、人々の心を動かすコンテンツをつくり続けていく。とにかくひたむきに、良質なコンテンツを世の中に提案していくことが、これからのメディアによりいっそう求められると思っています。

2020年に取り組みたいと考えていることはどういったことでしょうか?

リリースから5年間、日本酒の情報配信に取り組んできましたが、さらなる産業貢献ができないかと考えていました。そのひとつの答えとして、2019年12月にオンラインサロンをスタートしました。SAKETIMESのメディア運営を通して得た知見を、新しいチャレンジをしようとしている関係者や、これから日本酒業界で新しいビジネスを始めようとしてる方々に惜しみなく還元することで、日本酒の未来をつくるプレイヤーを増やしたいと考えています。2020年はメディアとコミュニティの両輪でSAKETIMESの存在価値を高めていきます。

読者の方にメッセージがあればお願いします。

読者の方々に応援していただいてSAKETIMESは5周年を迎えることができましたが、私たちの目指すべきゴールはまだまだ先にあります。これからも良質なコンテンツを通して、日本酒の魅力を世界中に広く深くお伝えしていきます。2020年、SAKETIMESはさらに飛躍します。ご期待ください。

D2Cで目指す世界最高級の日本酒作り、株式会社Clear生駒CEOインタビュー