インターネット百科事典「Wikipedia」を運営する非営利団体 ウィキメディア財団が、Wikipediaを始めとするウィキメディアプロジェクトのデータを大量に商用利用する企業向けの有料サービス「ウィキメディアエンタープライズAPI」を提供する計画を発表しました。
今年サービス開始から20周年を迎えたWikipediaは、世界中の一般ユーザーの情報源としての役目を果たすだけでなく、多くの企業の自社サービスでデータが活用されています。例えば、Googleの検索結果画面に表示されるナレッジパネルには、主にWikipediaの該当ページが表示されたり、アマゾンのAlexaやアップルのSiriといったAIアシスタントでWikipediaの情報が参照されたりしています。