Wikipediaが生成AIからのbot急増に悲鳴、インフラに過大な負荷

・Wikimedia財団はAIボットによるコンテンツアクセス急増を報告
・ボットがトラフィックの65%を占め、インフラに負荷をかけている
・「コンテンツは無料、インフラは無料ではない」を掲げ対策を検討中

テクノロジー AI
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Wikimedia財団が2024年初頭から、特にWikimedia Commonsに保存された1億4400万点を超える画像、動画などのマルチメディアコンテンツへのアクセス需要が急増していると報告しています。この急増の裏にあるのは、大規模言語モデル(LLM)の学習データ収集を目的としたスクレイピングボットの活動です。

「自動化されたコンテンツへのリクエストは、スクレイピング、API、一括ダウンロードなどのメカニズムを通じて、より広範なテクノロジー経済とともに指数関数的に成長してきました」とWikimedia財団は声明で述べています。

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《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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