株式会社JX通信社は、同社が手掛けるソーシャルリスニング型マーケティングリサーチ「FASTALERT for Marketing」で、新たに「購買ステータス」機能の提供を開始しました。これにより、一般ユーザーがSNSに投稿するなどで制作・生成されたコンテンツ「UGC(User Generated Contents)」を「自社の商品・サービスを利用しているユーザーの投稿」に絞り込めるようになり、実際の購買トレンドと比較することが可能になるとのことです。
「FASTALERT for Marketing」は、SNS緊急情報サービスで、全国の大半のテレビ局や新聞社に採用されているほか、警察、消防、自治体、一般企業でも幅広く導入実績がある「FASTALERT」の兄弟ブランドです。2021年4月のサービス開始以降、ソーシャルリスニング型マーケティングリサーチサービスとして主にtoC向け商品・サービスを提供する企業に導入が進んでいます。
ソーシャルリスニングを通じたUGC投稿数の可視化はデジタルマーケティングの重要な業務の1つとなっていますが、投稿によって、単に商品・サービスに言及しただけなのか、今まさに商品・サービスを体験している最中なのか、同じ「1件」の投稿でも「重み」は全く違い、投稿数と売上が連動しない場合も多く、UGCの重要性を立証する難しさを感じているといいます。
このことから今回、同社はAIを活用してUGCを「購買計画者」「購買者」「購買経験者」などに分類する「購買ステータス」機能を開発しました。
日別に推移を追うことで、プロモーション開始何日後から「購買計画者」の投稿が増えたかが可視化され、UGCのうち「購買者」に絞り込み、売上との相関を見ることで、UGCの重要性を伝えるレポートを作成することが出来ます。