「TECHCRUNCH JAPAN」「エンガジェット日本版」終了へ

Boundless株式会社が運営してきたメディアサイト「TechCrunch Japan」と「エンガジェット日本版」を2022年3月31日に更新終了し、2022年5月1日にサイトを閉鎖すると発表しました。 「TechCrunch(テッククランチ)」は2005年にシリコンバレーでスタート。スタートアップ…

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「TECHCRUNCH JAPAN」「エンガジェット日本版」終了へ

Boundless株式会社が運営してきたメディアサイト「TechCrunch Japan」と「エンガジェット日本版」を2022年3月31日に更新終了し、2022年5月1日にサイトを閉鎖すると発表しました。

「TechCrunch(テッククランチ)」は2005年にシリコンバレーでスタート。スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、テクノロジー関連ニュースを配信しています。米国や欧州、アジア地域で展開し、日本では2006年6月から翻訳版となる「TechCrunch Japan」がスタートし、その後、日本の編集部による国内スタートアップに関するオリジナル記事の配信や、日本最大級のスタートアップイベントTechCrunch Tokyoなどのイベントを開催してきました。

2011年4月から米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンが運営し、同社の再編によりベライゾン・メディア・ジャパンとなり、現在は、Boundlessというブランドで運営しています。

「エンガジェット」は2004年に米国でスタート。各国語版を展開しており、独自のニュース・製品レビューを掲載しています。日本版は2005年にスタートしたデジタルガジェットの最新情報を配信するブログ形式のニュースサイトで、業界トップレベルのジャーナリストによるコラムや有名漫画家によるコミック連載・ライブ配信など日本版独自の取り組みもありました。

今回の閉鎖は、米国本社のグローバル戦略に伴う決定としており、両サイトの閉鎖後は、米国版の「TechCrunch」と「Engadget」にリダイレクトされることになるとしています。

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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