広告内容読む人は約36%、「広告を間違えてクリックした」「広告を閉じた」が各5割弱

インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社・マイボイスコム株式会社が、2023年3月1日~5日に実施した5回目となる「インターネット広告」に関するインターネット調査の調査結果を発表しました。 直近1年間にインターネットを利用した際にどの…

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広告内容読む人は約36%、「広告を間違えてクリックした」「広告を閉じた」が各5割弱

インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社・マイボイスコム株式会社が、2023年3月1日~5日に実施した5回目となる「インターネット広告」に関するインターネット調査の調査結果を発表しました。

直近1年間にインターネットを利用した際にどのような広告が表示されたかについて、「画面端に表示される画像の広告(バナー広告)」が74.5%、「画面端に表示される動画の広告(動画広告)」が51.1%、「コンテンツや記事の間に表示される広告」が50.1%、「YouTube等の動画サイトの、スキップできる動画広告」「YouTube等の動画サイトの、スキップできない動画広告」が各30%台となりました(以上、複数回答)。

直近1年間に表示されたインターネット広告を読むか否かについては、「読む」が約36%、「だいたい読む」が2.1%、「内容やタイミングなどによっては、読むこともある」が33.5%となりました。

直近1年間に表示されたインターネット広告のうち内容を読んだものについては、「画面端に表示される画像の広告(バナー広告)」が17.0%、「コンテンツや記事の間に表示される広告」が8.6%、「画面端に表示される動画の広告(動画広告)」「メールマガジン内の広告(メール広告)」が各7.2%となりました(以上、複数回答)。

直近1年間にインターネット広告が表示された人に、広告が表示された際に行ったことについては、「インターネット広告を、間違えてクリックした」「広告を閉じた」が各5割弱、「インターネット広告をクリックした(意図的に)」が22.9%、「間違えてクリックした」は女性や若年層で高く、女性10~40代では6割を超えます(以上、複数回答)。

インターネット広告についての考え方について、「スクロールなどの操作を妨げられるので、わずらわしい」が33.6%、「関係のない広告が表示されるとイライラする」が31.6%、「気になるものや興味があるもの、面白いものなら内容を読む」が30.3%でした。「つい見てしまう」は、男性10・20代で高くなっています。

インターネット広告で不快に感じるものについて、「消せない広告、閉じにくい広告」が43.5%、「画面全体に表示される」「興味がない・関係ない内容の広告」「別画面やポップアップで自動的に表示される」が各4割弱となりました(以上、複数回答)。

【マイボイスコム 概要】
【会社名】 マイボイスコム株式会社 【代表者】 代表取締役 高井和久
【設 立】 1999年7月 【資本金】 1億6,183万円(資本準備金含む)
【事 業】 インターネット調査、オフライン調査、テキストマイニング、アンケートデータベース
【所在地】 東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル5階
【企業HP】 https://www.myvoice.co.jp/

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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