Facebookアプリで「News」タブが米国の一部ユーザー向けに試験的に提供開始されました。年初から噂されてきた新たな展開で、キュレーターが選んだコンテンツとパーソナライズを組み合わせてユーザーに必要な信頼できる情報を提供するとしています。動作を確認できる動画。
フェイスブックによれば今年実施した調査の中で最もユーザーが求めているのはニュースで、特にエンターテイメントや健康などのトピックを十分に提供できていない事が浮き彫りになったとのこと。また、多数のパブリッシャーとの対話の中では、費用と時間のかかる調査報道を維持する為の仕組みが必要という声が寄せられたそうです。
「Facebook News」は以下のような特徴があります。
・今日のストーリー ジャーナリストのチームが選んだ、今日読むべきニュースを提示
・パーソナライズ ユーザーの過去の記事閲覧、シェア、フォローなどの行動に基づいて選ばれた新鮮なニュース
・トピックス ビジネス、エンターテイメント、健康、科学&テクノロジー、スポーツのカテゴリから記事を閲覧する
・サブスクリプション Facebookアカウントと連携して、ユーザーが個別にパブリッシャーと購読契約を結んでいるメディアの記事を閲覧できる
・コントロール 記事、トピックス、パブリッシャーを個別に非表示にすることができる
参加が確認されているパブリッシャーは以下の通り。
- Forbes
- Business Insider
- Barron’s
- abc
- Washingtom Post
- Boston Globe
- Fox News
- BuzzFeed
- Vanity Fair
- Wall Street Journal
- The Atlantic
- Bloomberg
- Chicago Tribune
- National Review
- The New Yorker
- William Herald
- CBS THIS MORNING
- People
- New York Post
- Los Angeles Times
- ELLE
- The Philademphia Inquier
- CBS News
- The Washington Times
- The Atlanta Journal Constitution
- GMA
また、ローカルニュースも充実させていく方針で、最初のテストではニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ダラス、フォートワース、フィラデルフィア、ヒューストン、ワシントンDC、マイアミ、アトランタ、ボストンの居住者向けにローカルニュースやコミュニティ情報を伝えるタブを提供するとのこと。今後6000を超える都市や町に拡大していく予定。
米国外での提供は現在のところ示唆されていませんが、拡大を期待したいところです。