株式会社Gunosyの子会社digwellが、化粧品やダイエット食品、育毛剤などで架空の口コミや関係ない写真を使うなどの虚偽の広告を制作、配信していたと毎日新聞が調査報道グループ「フロントラインプレス」と共同で行った調査を基に報じています。
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それによれば、効能を強調する架空の消費者のコメント、無関係の人物の画像を使った広告を制作。ニュースアプリ「グノシー」のほか、他メディアにも掲載されたとしています。Gunosyは現在も配信されている同体裁の広告について「他の代理店の原稿」とコメントしながら、審査を通した事実を認めているとのこと。
インターネット広告の品質を巡っては繰り返し問題が提起されていて、NHKは「ネット広告の闇」というシリーズを放送。芸能人の画像を無断で流用したものや情報商材などに光が当てられ、取締りが強化されています。また、一部のネット広告企業では業績に影響を受けています。Gunosyも不正な画像利用については警告を掲載していました。
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