グーグルは、Google Mapsで収集された匿名化データを基に、新型コロナウイルス(Covid-19)に対する移動規制などがどのように実際の行動に反映されているか分析したデータを公開しました。
発表された「コミュニティモビリティレポート」では、「小売&娯楽」「食品&医薬品」「公園」「駅」「職場」「家」という6つの項目の滞在が2月からどのように変化しているのか、国、都道府県別に公開されています。
グラフは過去の基準値からの変化率を示していて、絶対数は明らかにされていません。また、プライバシー保護の観点から、個人の場所、連絡先、動きなどは今後も公開しないとしています。さらにグーグルでは以前より、匿名化された人の移動データを公開していて、これも併せて新型コロナウイルスに立ち向かう研究者や衛生当局に活用して欲しいとしています。
目次
日本全体
日本全体のデータは以下の通り。特に駅の利用が如実に下がっているのが分かります。


東京
更に顕著に変化が見られるのが東京のデータです。特に小池知事から強い呼びかけがあった3月後半から、全ての部分で大幅に低下。職場も大幅に低下しているのが見られ、リモートワークや休業の動きが広がっていることが見て取れます。

グーグルでは全ての都道府県のデータを公開していますので、チェックしてみてください。
※職場のデータで2箇所、大きく落ち込んでいる部分は祝日の影響を反映していない可能性がありそうです