【NotebookLM】日本語対応したポッドキャスト化機能で「有料ニュース購読に関する意識調査」を読ませてみた

・NotebookLMのポッドキャスト生成機能が日本語に対応した
・「有料ニュース購読に関する意識調査」を音声化し理解を促進
・生成AIの性能向上を実感し、メディア活用の可能性が広がる

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【NotebookLM】日本語対応したポッドキャスト化機能で「有料ニュース購読に関する意識調査」を読ませてみた
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グーグルが提供しているNotebookLMがアップデートされ、話題となっていたポッドキャスト生成機能が日本語にも対応しましたので、早速試してみました。

NotebookLMはファイルやURLなど複数の情報をまとめるておくと、その内容でAIと対話をしたり、サマライズをしてもらったり、マインドマップにしてもらったり、情報整理に非常に役立つツールです。その中に男女対話形式のポッドキャストを生成する機能があり、話題になっていました。非常に滑らかな音声を生成してくれ、音声にすることで色々な情報を理解しやすくなります。

そのポッドキャスト化機能(Audio Overview)が日本語に対応したということで早速試してみました。昨日ニュースでも取り上げましたが、スマートニュースの「有料ニュース購読に関する意識調査」を読んでもらいました。

渡したのはプレスリリースのURLだけで、中央には要約を自動的に提示してくれています。下のチャットに打ち込めば、その内容についてAIと対話することもできます。そして、ポッドキャスト化したのが次の音声です。未体験の方がいたら、10秒でいいので、ぜひ聞いてみてください。

聞いていると、若干漢字の読みが誤っていたり、「それ驚きすぎやろ!」みたいなツッコミどころはあるものの、全体的には破綻せず、約6分の音声ですが、最後まですんなり聞けるようなものが作られています。

すぐに音声化ができるということで、自分で色々なニュースから音声にして、毎朝聞くような使い方もできるでしょうし、メディアとしてこれをコンテンツ制作に活かす、というような方向性もありそうです。いずれにせよ、生成AIの性能は上がり続けていることを実感でき、これを上手く活用すれば、もっと多くの事が実現できるのではないか? と確信させるものです。

他のパターンも用意するため、株式会社イードの第2四半期決算も読み込ませてみました。決算短信と決算説明資料で、こうなりました。「上期」(かみき)を「じょうき」と言ったり、大げさに褒めすぎだろ、みたいなところがあります。

《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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