ジャーナリストの受け入れを巡って、米中の対立が激化しています。特に新型コロナウイルス(Covid-19)の発生源を巡って、対立が深まる中で、相互に受け入れを行ってきた記者に対して、両国ともに厳しい制限をかけ、対抗策に対する対抗策が打ち出されることでエスカレートしています。
もともと米国政府や議会では、中国が記者に対して厳しい制約をかけていることに不満がありました。一方、メディア各社としては成長著しい中国市場や国際政治に大きな影響力を持つようになった中国における取材網は欠かせないもので、この危ういバランスの上にの上に両者の相互関係は成り立っていました。