日本経済新聞社、英文媒体の名称を「Nikkei Asia」に変更

日本経済新聞社が、英文媒体「Nikkei Asian Review」の名称を「Nikkei Asia」に変更しました。 新たなロゴやスローガンを採用しブランドデザインを刷新。ダイナミックに変化するアジアの経済、ビジネス、マーケット、テクノロジー、政治に関する最新ニュースや、洞察に…

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日本経済新聞社が、英文媒体「Nikkei Asian Review」の名称を「Nikkei Asia」に変更しました。

新たなロゴやスローガンを採用しブランドデザインを刷新。ダイナミックに変化するアジアの経済、ビジネス、マーケット、テクノロジー、政治に関する最新ニュースや、洞察に満ちた分析記事を独自視点で展開していくとしています。

Nikkei Asian Reviewはアジア報道に特化した英文メディアとして2011年創刊。英フィナンシャル・タイムズ(FT)の協力を得て急成長し、購読者は160を超える国・地域に広がります。

今回の名称変更では、ともすると評論や解説中心の印象を与えるReviewという言葉を外し、ニュース媒体としての位置づけを明確化。新スローガン「The voice of the Asian century」には、自らがアジアの代弁者となり、現地の声を世界に発信するという自負と覚悟が込められています。

Nikkei Asia発行人である日本経済新聞社の松本元裕常務取締役は「世界の成長センターであるアジアのビジネスや経済のダイナミックな動向を早く深く報じることは、グローバルとデジタルを成長戦略とする日経にとって重要なミッションです。アジアに張り巡らせた編集網をさらに充実し、デジタル投資も加速します。『アジアのことはNikkeiに聞け』。読者の皆様にそう評価してもらえるよう、一歩ずつ前進を続けます」と述べました。

奥村茂三郎編集長は「『変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない』」とルキノ・ヴィスコンティ監督の名画「山猫」のセリフを引用し、「躍動するアジア経済の肉声や鼓動を読者に届けるという使命は創刊以来、変わりません。むしろ、この使命を貫くためReviewという言葉から自らを解き放つことを決意しました。デジタルを武器にスピード感と先見性のあるメディアを目指します」と語りました。

《oyoyon》

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