ウォルト・ディズニー・カンパニーは、「Disney+」や「Hulu」など同社が手掛けるデジタル配信プラットフォームが1億人の有料会員を突破するなど破竹の勢いで成長している事を受け、メディアやエンターテイメント事業の再編を行い、よりデジタル配信に注力する体制を構築すると発表しました。同社は既に年内の主力作品は劇場公開ではなくデジタルに切り替えることを明らかにしています。
この再編のポイントは、これまではディストリビューションのチャネルごとにスタジオ(制作)機能が存在していたのを、スタジオとディストリビューションの部門を分けて、制作したコンテンツを柔軟な判断で最適なチャネルで展開できるようにしたという点です。