バーチャル高校野球 スポーツメディア「SPORTSBULL」で地方大会中継・・・今年は約6割、今後全試合中継を目指す

株式会社朝日新聞社と朝日放送テレビ株式会社が開設し、株式会社運動通信社が運営するスポーツメディア「SPORTS BULL(スポーツブル)」内で展開する「バーチャル高校野球」で、地方大会全試合中継を目指すプロジェクトが実施されます。 KDDI株式会社が協力し、地方球場…

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バーチャル高校野球 スポーツメディア「SPORTSBULL」で地方大会中継・・・今年は約6割、今後全試合中継を目指す

株式会社朝日新聞社朝日放送テレビ株式会社が開設し、株式会社運動通信社が運営するスポーツメディア「SPORTS BULL(スポーツブル)」内で展開する「バーチャル高校野球」で、地方大会全試合中継を目指すプロジェクトが実施されます。

KDDI株式会社が協力し、地方球場の通信ネットワークを整備。初年度の今年、第103回全国高校野球選手権大会では、6月28日の南北海道大会函館支部予選を皮切りに、地方大会の約6割となる2,400試合以上を中継します。

バーチャル高校野球は、2015年に朝日新聞社と旧朝日放送株式会社(現朝日放送グループホールディングス)が共同で開始。全国高校野球選手権大会や、国民体育大会の特別競技・高校野球競技(硬式)や明治神宮野球大会などのライブ中継を中心にコンテンツを拡大しています。高校野球地方大会については、2019年の第101回大会で約900試合、2020年の各地方高校野球独自大会では約1,100試合の試合中継が行われました。

今年度のバーチャル高校野球では、49の地方大会の準決勝以降の全ての試合に加え、計29の地方大会では全試合の中継を行い、ライブ中継以外にも、全49地方大会決勝のハイライト動画を提供するほか、地方大会は全試合のイニングごとに速報を提供します。

なお、決勝戦を甲子園球場で開催する今年の「第25回全国高等学校女子硬式野球選手権大会」は、3回戦(ベスト16)以降をライブ中継します。

また、今年度から、各地方大会の映像を見逃し配信を新たに販売。試合ごとの購入(1,960円)か、全試合の購入(4,900円)から選べます。

《Nakashima Takeharu》

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「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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