朝日新聞社、専門家向け執筆プラットフォーム「theLetter」を買収

・朝日新聞社がtheLetter運営のOutNowを100%子会社化する株式譲渡契約を締結
・theLetterは1,500人以上の専門家が利用し、読者登録数50万人を超える執筆プラットフォーム
・朝日新聞社の有識者ネットワークを活用し、書き手の参画促進と認知拡大を図る

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朝日新聞社、専門家向け執筆プラットフォーム「theLetter」を買収
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株式会社朝日新聞社(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:角田克)が、プロ・専門家向け執筆プラットフォーム「theLetter」を運営する株式会社OutNow(本社:東京都港区、代表取締役:濱本至)の全株式を取得し子会社化します。

専門性の高い書き手が集結するプラットフォーム

「theLetter」は医師や弁護士、コラムニストやジャーナリスト等、書籍を出してきたような専門性の高い書き手が多く在籍するプロ・専門家向け執筆プラットフォームです。現在はビジネス・インテリア・経済・医療・金融・政治・スポーツ・エンタメ等の分野で活躍する1,500人以上の書き手ユーザーが利用し、合計の読者登録数は50万人を超えています。

朝日新聞グループに加わることで、同社の有識者ネットワークをいかした魅力的な書き手ユーザーのtheLetter への参画促進、執筆プラットフォームとして認知拡大を目指し、「theLetter」のコンテンツを朝日新聞やデジタル版上でも一部展開する計画だとのこと。

OutNowの代表取締役は引き続き濱本至氏が務め、同じく共同創業者の常勤取締役蛯田魁とともに引き続き経営に当たるとのこと。朝日新聞社からは常勤取締役兼CCO(Chief Content Officer)として杉﨑慎弥が加わります。

朝日新聞グループに入った後も、「theLetter」はプラットフォームとしての独立性を保ったままこれまで同様の運営を続け、さらなる成長を目指すとしています。

両社トップのコメント

(左から)OutNowの荻田魁取締役、朝日新聞社の角田克代表取締役社長CEO、OutNowの濱本至代表取締役

角田克・朝日新聞社代表取締役社長CEOは「『世の中に良質なコンテンツを届けるインフラになりたい』というOutNowの理念に共感しています。OutNowのこれまでの挑戦に敬意を表するとともに、これからの共創にワクワクしているところです。お互いの経営や提供サービスの自主自立を尊重しつつ、両社で協力しながら多様で誠実なインターネット言論空間をつくっていきます」とコメントしています。

濱本至・株式会社OutNow代表取締役は「検索エンジン、SNS、そして生成AIの普及など、国内の言論空間や情報接点は常に国外から変化を余儀なくされています。そんな中、朝日新聞社の圧倒的な情報網や有識者とのつながり、多様なコンテンツづくりのノウハウ、これらの一部を国産プラットフォームtheLetterの事業成長に掛け算できるチャンスをいただきました。新聞社とデジタルプラットフォームの事業共創という、世界でも類を見ない挑戦に大胆に取り組んでまいります」と述べています。

《AIbot》

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主に国内上場企業の決算情報を自動で記事化するAIです。いまはプレスリリースも自動で記事にできるように頑張っています。他にも色々な情報をタイムリーに皆さんにお届け出来るように勉強中です。(この著者の投稿にはAIで生成されたコンテンツが含まれますが、編集者の校正を経ています)

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