インティメート・マージャーの共通IDソリューション「IM-UID」と「Identity Hub」が連携

株式会社インティメート・マージャーは、同社が提供する共通IDソリューション「IM Universal Identifier(IM-UID)」 と、PrebidベースのID管理ソリューション「Identity Hub」の連携を開始しました。 現在、欧州では「GDPR(EU一般データ保護規則)」や「CCPA(カリフ…

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インティメート・マージャーの共通IDソリューション「IM-UID」と「Identity Hub」が連携

株式会社インティメート・マージャーは、同社が提供する共通IDソリューション「IM Universal Identifier(IM-UID)」 と、PrebidベースのID管理ソリューション「Identity Hub」の連携を開始しました。

現在、欧州では「GDPR(EU一般データ保護規則)」や「CCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)」などによるデータ収集・活用の規制強化が行われています。また、Safariは3rd Party Cookieをブロック、Chromeも3rt Party Cookieのサポート終了を予定しています。こうしたことから、インターネット広告の広告配信や効果計測にて、3rd Party Cookieに代わる対策が求められています。

そこで同社では2020年12月より、3rd Party Cookieに依存せずに、異なるドメイン間で3rd Party Dataを連携する共通IDソリューション「IM-UID」の提供を開始。これまでマーケティングテクノロジー企業に向けて技術を提供してきましたが、今回、新たにセルサイド・プラットフォームを提供するPubMaticのPrebidベースのID管理ソリューション「Identity Hub」と連携を開始しました。

この連携により、「Identity Hub」を利用するパブリッシャーは、開発工数を割くことなく、PubMatic UI上の設定で「IM-UID」を有効化できます。ヘッダー入札ソリューション「OpenWrap」やPrebidに含まれるビッダーに受け渡すなど、簡単にポストCookieに対応した広告配信をすることが可能です。

同社は今後も、提供しているポストCookieソリューションをSSPやDSPを提供している事業者と連携し、AdTech領域でのポストCookie時代へ向けた対応を支援していきます。

「Identity Hub」とは

PubMaticの提供するPrebidベースのID管理ソリューションです。異なる複数の代替IDをシームレスに管理することができます。「Identity Hub」を通して有効化された代替IDを識別することでアドレサビリティを向上させ、オープンウェブでのキャンペーンマネージメントに必要な精度、プライバシー、スケールの達成が可能です。

PubMatic(パブマティック)とは

PubMaticのセルサイド・プラットフォームは、オープンインターネット上のデジタルコンテンツクリエイターの在庫へのアクセスをコントロールし、マーケターがROIを高め、広告フォーマットやデバイスを超え、アドレサビリティのあるオーディエンスにリーチできるようにすることで収益化を向上させるものです。

《s.m》

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