株式会社電通は、ChatGPTを活用した「キャラクターとの自動対話サービス」のプロトタイプを開発し、プロトタイプの実証実験を開始しました。
「キャラクターとの自動対話サービス」は、人気キャラクターや企業の有名キャラクター、IP、ご当地キャラクターなどの権利を所有するさまざまな企業・団体と連携し、インターフェースにキャラクターを加えることで、誰でも親しみやすく、好奇心を刺激するAIチャットサービスの提供を目指して開発。2021年に発表した「キャラクターCXソリューション」の一環として、より“豊かな顧客体験（CX：Customer Experience）”の提供を目指しています。
実証実験は、さまざまな企業と連携していく第一弾として実施します。「キャラクターとの自動対話サービス」に、フリー素材を提供する「いらすとや」のキャラクターを適用。キャラクター使用の許諾を得て開発したプロトタイプにて、キャラクターを3Dモデル化し、話し方や動きの特徴を設計・インプットしています。
また、プロトタイプの実証実験を通して、AIチャットサービスで重要な「責任あるAI」を目指した取り組み（ガイドライン策定など）を強化し、あらゆる人が使いやすく、安心しながら、信頼して使用できるAIチャットサービスの実現を目指します。
今後は、世界的知名度のあるキャラクターIPを数多く有する日本の環境を生かし、グローバルへの「キャラクター自動対話サービス」の展開も視野に入れていきます。
