ハリウッドの労働争議が続き、メディア市場全体が減速するなか、ネットフリックスはパスワード共有の取り締まりにより、アナリスト予想の2倍以上となる約600万人の加入者を獲得するという、ストリーミング配信事業者の新しい事業強化戦略を立証してみせました。
昨年、100万人もの加入者数を減らして投資家に衝撃を与えたネットフリックスは、広告付きの廉価版サービスを導入することと、5月、米国、英国、その他100カ国以上のアカウントのパスワード共有を取り締まりました。米国では、ネットフリックスは顧客に対し、パスワードを共有したい場合、自宅以外の人を追加するには月額7.99ドル、広告付きのアカウントを持つ場合は6.99ドルを支払う必要があると通告しました。