株式会社WOWOWが31日に発表した2024年3月期 第2四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年9月30日)は、売上高366億1400万円(前年同期比▲4.8%)、営業利益10億3900万円(▲51.2%)、経常利益14億6700万円(▲29.0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益7億2000万円(▲46.0%)となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響が収束に向かったこと等により、国内消費の回復が期待される環境になりつつあります。しかし、世界的な金融引き締めを背景とした景気の下振れ懸念や、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、円安を背景とした原材料価格の高止まり等により、先行きは不透明な状況にあります。
このような経済環境下、WOWOWの第2四半期連結累計期間の業績は、累計正味加入件数の減少に伴い会員収入が減少したこと等により、売上高は366億14百万円と前年同期に比べ18億48百万円(△4.8%)の減収となりました。営業利益は10億39百万円と前年同期に比べ10億91百万円(△51.2%)の減益、経常利益は14億67百万円と前年同期に比べ5億98百万円(△29.0%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億20百万円と前年同期に比べ6億13百万円(△46.0%)の減益となりました。
セグメント別の業績を見ると、メディア・コンテンツ部門では、累計正味加入件数の減少に伴い会員収入が減少したこと等により、売上高は342億22百万円と前年同期に比べ14億23百万円(△4.0%)の減収となりました。セグメント利益は12億8百万円と前年同期に比べ7億11百万円(△37.1%)の減益となりました。
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一方、テレマーケティング部門では、既存外部顧客からのテレマーケティング業務等外部売上が減少したこと等により、売上高は43億25百万円と前年同期に比べ5億51百万円(△11.3%)の減収となり、セグメント損失は1億73百万円の損失(前年同期はセグメント利益2億10百万円)となりました。
今期の通期業績予想は、売上高は755億円(▲2.1%)、営業利益は9億円(▲72.1%)、経常利益は16億円(▲54.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億円(▲70.8%)としています。